日本口腔筋機能療法(MFT)学会
皆様ご無沙汰しております。
歯科衛生士池内です(^-^)
ブログが更新出来ていなくてすみません。
10月18日19日に東京有楽町朝日ホールで日本口腔筋機能療法(MFT)学会が開催され参加して来ましたので、ご報告させて頂きます。
私も「当院における咬合育成に対する歯科衛生士の取り組み」という演題で口演発表させて頂きました。
日本口腔筋機能療法(MFT)学会で発表させて頂く機会を頂けた事本当に嬉しく思っています。
この2日間幅広い分野からの講演を聴講しとても充実した時間を過ごす事が出来ました。
口腔筋機能療法(MFT)を歯科治療・矯正治療に導入することで、お子さまであれば、顎顔面の健やかなる成長の一助に、また幅広い年齢で見た時には、健康寿命の延伸にも繋がるのではないかと改めて感じることが出来ました。
まずは学会のご報告まで。
また更新させて頂きます!
2023年10月19日
学会報告
皆様こんにちは(*^^*)
歯科衛生士池内です。
6月17日18日と東京国際フォーラムで開催されました日本顎咬合学会に参加してきましたので、本日はその報告をさせて頂きます。
私も口演発表をさせて頂いたのですが、今回の発表にあたり症例使用に快諾頂きました患者さま、保護者さま本当にありがとうございました。
本当に本当に感謝の気持ちでいっぱいです(*^▽^*)
この場を借りて改めてお礼を申し上げます!
今回の学会では、私はお子さまのお口の機能(例えば、食べる機能・お話する機能・飲み込む機能・呼吸・発音など)に問題があることで与える歯並び等への影響についてであったり、最近増えているお子さまの睡眠時無呼吸症候群についての講演をメインに聴講させて頂きました。
皆さまにも今回の学会で得た知識をまたお話させて頂きたいと思っています!
今回の学会を通して、当院で取り組んでいます口腔筋機能療法(MFT)は、続けることでお子さまであれば歯並びは基より将来の健康にも繋がる可能性があると改めて感じました!
これからも一緒に頑張っていきましょう♪
では、今日のところはこの辺で!
また更新させて頂きますね(^-^)
2023年6月18日
今年もキレイに咲きました!
皆様こんにちは!
ご無沙汰しております歯科衛生士の池内です。
今年もキレイに桜が開花しました
当院1番チェアーからの桜です
↓
治療の合間に桜を見て頂き少しでも癒しになれば嬉しく思います(^^)
週末には桜も満開を迎えるところも多そうなので、お花見しながらピクニックに出掛けるのも良さそうですね♪
コロナ禍で毎年行ってたお花見も行かなくなったので、今年こそはどこか行きたいなぁ…と考えています
さて、ここからは少し歯のお話をさせて頂きますね
本日はお悩みの方も多いドライマウス(口腔乾燥症)についてです!
ドライマウスとは…
簡単に言うと唾液の量が減る
または
唾液が出にくくなることで
お口の中が乾燥した状態になることを言います!
原因は色々あり
●病気(糖尿病・シェーグレン症候群など)によるもの
●お薬の副作用
●脱水
●ストレスによるもの
●口呼吸(お口がポカンとなっている状態)
などがあります
原因はこれらの中の1つの事もあれば
いくつかが当てはまる場合もありますし
上記以外の原因の可能性も考えられます
では
ドライマウス(口腔乾燥症)になるとどのような症状が現れるかと言うと
●口臭がする
●虫歯・歯周病
●感染症のリスクが高くなる
●味覚障害が起こる
●舌痛症(舌がピリピリする)
●飲み込みの問題が起こる
(例えばムセやすくなるなど)
●会話に支障が出る
●誤嚥性肺炎
一部にはなりますが
このような事が起こる可能性があります
お口の乾燥によって色々なリスクが高くなってしまいます
お口の乾燥侮ってはいけませんよ
ドライマウス(口腔乾燥症)の緩和には
マメな水分補給も大事になってきますし
唾液を出しやすくすると言う観点からお口の周りの筋肉や舌を鍛える事も効果的です
どうやって鍛えるの?って思われた方もいらっしゃると思います
当院で導入しております
口腔筋機能療法(MFT)がまさにお口の周りの筋肉や舌を鍛える訓練になります
気になる方はまた相談して下さいね
日常生活においてはたくさんお話をしたり、しっかり噛んで食事をしたり…
これらによってお口の周りの筋肉や舌を使うことが出来ます
マスクの着用も緩和されましたし、常に笑顔を心掛けてお口の周りの筋肉を使い、お口の乾燥を予防すると共に全身の健康にも繋げていきましょう!
2023年3月30日
やっぱり舌の癖があると…
皆さまこんにちは!
歯科衛生士池内です(^-^)
本日は
先日参加してきました口腔筋機能療法(MFT)学会のご報告をさせて頂きます!
興味深い内容が多くとても勉強になり、
充実した2日間を過ごすことが出来ました!
その中でも舌の癖による
歯並びの影響について
お話させて頂きます!
舌の癖と言っても色々なタイプがあります!
例えば
飲み込みの時に舌が前歯を押してしまっていたり
歯と歯の間に舌が挟まっていたり
常に下の前歯の後ろに舌がついていたり
などなど
一部にはなりますが
このようなものがあります。
もし
これらの癖を放置すると…
歯並びに
影響を及ぼします‼
矯正治療中に舌の癖があると
歯が思うように動かず
予想外の歯の動きをすることもあり
矯正治療が長引いてしまうことも
あります!
また
歯並びがきれいになったとしても
舌の癖が残っていると
後戻りの可能性が高くなります!
舌の力って本当に強いんです(*_*)
だからこそ
正しい舌の位置を習得し
その位置で維持するための
舌の挙上力が必要になってくる訳です!
ちなみに
舌の正しい位置は
上あごの矢印のところです!
この位置に舌全体を付けたままにするには
相当な舌を持ち上げる筋力が必要なんです!
舌の筋力は鍛えることで
習得することが出来ます!
その方法の1つに
口腔筋機能療法(MFT)があります!
歯並びと聞くと
お子さまだけの問題かな?
と思われるかもしれませんが
成人以降も歯周病などの絡みもあり
舌の癖があると
歯並びが変化してくることもあります!
身体の筋肉と同じで
舌の筋肉もずっと鍛えていかないと
残念ながら
弱くなってしまいます
良い歯並びに導くためにも
キレイな歯並びを維持するためにも
そして
健康寿命を伸ばすためにも
舌の癖を取り除いていきましょう!
気になる方は
当院でも口腔筋機能療法(MFT)を
本格的に導入しておりますので
ご相談下さいね!
(自費診療となります)
2022年11月3日
お口の機能や癖が歯並びに与える影響
皆さまこんにちは(^-^)/
歯科衛生士池内です!
本日は
お口の機能や癖が
歯並びに与える影響について
お話させて頂きます!
お口の機能とは
食べる・飲み込む・発音する・呼吸をする
などです
歯並びに影響を与える癖とは
例えば
●お口がポカンとなっている
●唇を噛む癖がある
●舌を歯と歯の間に挟む
●頬杖をつく
●足を組む
などこれらはほんの一部で
他にもたくさんあります!
これらの癖があると
良くない歯並びを
招いてしまいます(・・;)))
ちなみに
成人以降は
歯周病なども絡んできますので
このような癖があると
歯並びに変化が表れてきます
少し話が逸れてしまいましたが
良い歯並びに導くためには
正しいお口の機能を習得する
そして
歯並びに影響を及ぼす癖を
取り除いていくことが
とても重要になってきます!
また
矯正治療を行う際
下記のような事が
起こることがあります
●なかなか思うように歯が動かない
●歯の生え変わりがスムーズにいかない
●歯がなかなか生えてこない
●ブラケット(ワイヤー矯正で使用するボタン)が外れやすい
などこれらも
お口の機能や癖が
影響している可能性が高いです!
では
それらを改善する方法は
ないのでしょうか?
癖に関しては
ご自身で意識することが
何より大切になります!
また
親御さまにもご協力を頂き
見かけたらお声がけをして頂くことも
きれいな歯並びに導くためには重要に
なってきます!
お口の機能に関しては
口腔筋機能療法(MFT)が効果的であると
当院では考えており
矯正治療に導入もしております!
では
お口の機能や癖を取り除いて
歯並びが改善した症例を
ご紹介させて頂きますね(^-^)
(ワイヤー矯正は2症例とも行っていません)
(写真はクリックして頂くとアップされます)
①
口腔筋機能療法(MFT)前
口腔筋機能療法(MFT)した結果
②
口腔筋機能療法(MFT)前
口腔筋機能療法(MFT)をした結果
写真を見て頂いても
お口の機能
そして
癖がいかに歯並びに
影響を及ぼしているかが
お分かり頂けるかと思います!
正しいお口の機能を習得し
歯並びに影響を与える癖を取り除き
きれいな歯並びを
獲得していきましょう!
そして
長期間きれいな状態が維持できるよう
継続していきましょう!
繰り返しになってしまいますが
歯並びは遺伝的な要因以外に
お口の機能や癖によっても
影響を受けます!
良い歯並びに導く為には
皆さまの協力も欠かせません‼
一緒に歯並びを改善していきましょう!
2022年6月13日
口腔筋機能療法(MFT)にはこんな効果もありますよ!
皆さまこんにちは(^_^)
歯科衛生士池内です!
久しぶりの投稿になってしまいました(>.<)
本日は
以前お話させて頂いた
口腔筋機能療法(MFT)の続きに
なります!
口腔筋機能療法(MFT)は
本来の目的は
咬合育成であったり
矯正治療後の後戻り防止なのですが
それ以外にも色々な効果が
期待されます!
●口臭予防や歯の色素沈着の軽減
唇を閉じてお鼻で息をすることを
習慣化する
+
唇を閉じて
よく咀嚼(噛むこと)することで
唾液の分泌が促され
歯垢の付着量が減り
その結果
口臭予防や
歯の色素沈着を軽減することも出来ます!
長引くマスク生活で
マスクの中でお口がポカンと
なってしまっている方が
増えており
歯の表面の着色を気にされる患者さまも
増加傾向にあります(>_<)
●ドライマウスの軽減
唾液腺を刺激することで
唾液の分泌が促され
唾液の量を増やす効果もあります!
唾液の量が増えると
虫歯や歯周病の予防にも
繋がります!
●言語治療の一助
舌や唇の機能に問題がある場合
口腔筋機能療法(MFT)に
発音訓練を取り入れると効果的と
言われています!
お話する時に舌が飛び出してしまう癖が
あるこちらの患者さま
(写真クリックして頂くと拡大されます)
癖もこの歯並びになった
原因の1つでした
歯と歯を噛み合わせても
前歯に隙間があいている状態でしたが
発音訓練を含む
口腔筋機能療法(MFT)を行ったところ
矯正治療は行っていませんが
↓
このように
歯並びが改善傾向にあります
●ご高齢の方やハンディキャップがある方の
生活の質の向上
舌やお口の周りの筋肉を鍛えることで
食事中のよだれの抑制や
舌や唇の動きを良くすることが出来ます
その結果
誤嚥や窒息の予防に繋がります!
●アンチエイジング効果
表情筋の動きを良くすることで
お顔の周りの血流を促し
皮膚組織にもいい影響を与えると
言われています!
一重が二重になったお子さまの患者さまも
いらっしゃいますよ(^-^)v
などなど
一部にはなりますが
このような効果も期待されます⭐️
いいこと尽くめですよね♪
口腔筋機能療法(MFT)は
舌やお口の周りの筋肉などが原因で
歯科的な問題を引き起こしている方が
適応になります!
ご興味がある方は
相談してみて下さいね!
2022年5月25日
口腔筋機能療法(MFT)ってどんなことをするの?
皆様こんにちは(*^^*)
歯科衛生士池内です!
本日は
当院でも力を入れている
口腔筋機能療法(MFT)について
お話させて頂きます!
MFTとは…
『oral myofanctional therapy』の略で
【歯が長期間良い位置で維持出来るように
お口の周りの筋肉の機能を整える訓練法】
の事を言います!
歯やあごの成長は
ざっくり言うと
●遺伝的な原因
●癖などの環境的な原因
これらによって影響を受けます!
お口の周りの筋肉の機能のバランスが
乱れてしまうと
良くない歯並びを発生させる
環境的な原因となる訳です!
その理由は
歯やあごの骨は
筋肉に囲まれていて
常にその筋肉からの圧力を
受けているからなんですよ!
矯正治療では
矯正装置によって
歯に力をかけて動かしていく訳ですが
お口の周りの筋肉から
力がかかることによっても
歯は動いてしまうんです(((・・;)
きれいな歯並びを維持するためには
このお口の周りの筋肉の圧力のバランスを
いい状態に保っておくことが大事です!
歯は内側からは舌
外側からは唇や頬の力がかかる訳ですが
強すぎても
弱すぎても良くないんです!
バランスがとっても大事!
また
咀嚼、嚥下、発音、呼吸なども
お口と関係がある機能が正しくないと
それも
歯並びに影響を及ぼしてしまいます!
矯正治療をしたけど
後戻りしてしまった場合は
この辺りも原因の1つとして
考えられます!
ですので
お口の機能を整えておくことは
良い歯並びに導くためにも
また
矯正治療が必要な場合であれば
後戻りをしないためにも
大事であります!
そして
この機能は
一度習得すれば問題ないかと言うと
身体の筋トレと同じで
鍛え続けていかないと
また弱くなってしまいます!
継続して行うことが
大切です!
口腔筋機能療法(MFT)は
歯並び以外にも
よい効果がありますので
そちらに関しては
また次の機会にお話させて頂きますね!
身体の健康維持には
まずはお口の健康から!
健康寿命を伸ばしていきましょう!
診療室から見える桜
今年もきれいに咲きましたよ♪
2022年4月7日
新年のご挨拶
院長の吉田です。
新年明けましておめでとうございます!
旧年中は大変お世話になりました。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、私事になるのですが新年早々に地元の高齢者の方対象に
お話をする機会を頂いておりますので、今回のブログはそこで
お話を予定している内容を新年のご挨拶代わりとさせていただきます。
今回2点お話する予定です。
まず、コロナに関してになります。
年末に大阪府吉村知事もツイートされておりましたが、
新型コロナウイルスが唾液腺に感染することを突き止めた大阪大学の研究グループが、人体には無害の薬剤を使って口の中のウイルスを不活化させ、飛沫感染を抑えられる可能性がある事を、世界で初めて示したようです。
ワクチンや治療薬は医療行為という事で何かと難しい問題もあります。
しかし、この薬剤が本当に有効なら例えば、食事前にこの薬剤を使ってうがいをすれば集団での会食も可能になるのかもしれません。予防の第一選択になり得ますね。
ただ、いくらその薬剤でうがいをしても歯周病を治療されてない方は重症化するというデータもありますので、その点普段の歯科医院での健診が必要となります。
もう一点はフレイルについてです。
フレイルとは日本語では虚弱という意味になります。
人は年を重ねていきなり寝たきりになるのではなく(事故、病気を除く)
かならず、このフレイル(虚弱)という状態を経るのだという話をさせて頂きます。
すなわちフレイルという状態にならなければ、
寝たきりにもなりにくいという事になります。
そして重要なのはこのフレイルはオーラルフレイル(口腔の機能虚弱)から始まるという事なのです。
後期高齢者の皆様には大阪府から歯科健診の紙が届いていると思います。
その健診でオーラルフレイルのチェックを行っているのです。是非とも毎年歯科医院で受けるようにしてくださいね。
しかし、そのオーラルフレイルは幼少期から始まっているという事もお伝えしたいのです。
それを口腔機能発達不全症といいます。
歯並びが悪いお子様のほとんどが、この口腔機能発達不全症にかかっており、
将来オーラルフレイルにならない為に歯並びを医学的に問題ないレベルに治療しておく必要があると考えます。(これは私見ですので、先生により意見は変わると思います)
歯並びが悪いのを放置すると、長い年月をかけて
口腔機能発達不全症→オーラルフレイル→フレイル→寝たきり
という道をたどってしまうかもしれません。
歯並びが悪いのは見た目だけの問題だから治療しなくていい、なんて考えないでください。矯正以外でも何か出来る事があるかもしれません。
信頼できる歯科医院で相談してください。
お子様の未来の健康の為、是非ともお願い致します。
本年もスタッフ一同全力で治療に取り組む所存でございます。
何卒よろしくお願い申し上げます。
院長 吉田忠史
2022年1月6日
放置すると危険な下あごの状態とは!
こんにちは!
皆様いかがお過ごしでしょうか?
歯科衛生士池内です(^-^)
本日は
このまま放置すると危険と言われている
下あごの状態についてお話させて頂きます!
それは
下あごが下がった状態なんですが
下あごが下がった状態!?って
どんな状態?
っと疑問を持たれる方も多いと思います!
そこで
☑️下あごが下がった状態とは?
☑️その状態の何が良くないの?
についてお話させて頂きます!
下あごが下がる状態とは
下あごが上あごに対して後ろに
後退した状態のことを言います!
(後ろに引っ込んだ状態ですね)
下あごが下がると
横顔にも変化が見られます(・・;)
理想的な横顔はこちら
下あごが下がった状態の横顔がこちら
上のイラストを見比べると
お分かり頂けるよう
横から見ると
顎がないように
見えます!
では
下あごが下がると
何が良くないのでしょうか?
1つは
下あごが下がる事で
舌は本来の位置(上あごについている状態)
より後方
もしくは低い位置(下の前歯の裏側)になり
その結果
気道が狭くなってしまう
可能性があります(゚Д゚;)
気道が狭くなると
いびきや
睡眠時無呼吸症候群を
引き起こしてしまう事もあります
睡眠が浅くなり
集中力の低下にも…
他にも
うまく噛めない
といった症状を訴えられる事が
多いです(*´・д・)
(他にも影響は考えられます)
このように下あごが下がった状態を
放置すると
全身の健康にも影響を
及ぼしてしまう事もあるんです!
下あごが下がるのは
遺伝的なもの(顎の大きさの問題)
もありますが
幼少期の指しゃぶりや
癖によって
下あごが後ろに下がってしまう事が
多くあります!
ですので
全身の健康の為にも
早期に対策をとることを
おすすめします!
矯正治療が必要になる場合が
多いですが
癖を取り除くには
口腔筋機能療法(MFT)を
行うことが効果的ですよ!
2021年9月10日
見た目以上に影響のある歯並び
皆様こんにちは!
歯科衛生士の池内です(^_^)
この噛み合わせ
もしそのままにしておいたら悪影響ってあるのかな…
皆さま気になるところではないでしょうか?
例えばこちらの歯並び
過蓋咬合【かがいこうごう】と言います!
こちらの歯並びの特徴は
前歯の噛み合わせが深く
上の前歯が下の前歯を覆ってしまっている
状態です。
骨格的に問題がある場合と
歯の位置に問題がある場合があります!
両方が合わさって過蓋咬合を起こしていることもあります!
一見きれいな歯並びに見えることもあるのでご自身で自覚する事が難しい歯並びでもあります!
検診でも見逃されてしまうことも…
過蓋咬合は放置すると
色々な影響が出やすい
と言われています(((・・;)
具体的に
どのようなことが起こる可能性が高いかと
言うと…
①口内炎や炎症
下の前歯が上の歯茎に食い込み
歯茎を傷つけてしまうことがあります!
その結果
口内炎や歯茎の腫れといった
お口のトラブルが起こってしまう事があります!
②咀嚼(噛む)の障害
噛み合わせが深い為
咀嚼(噛む)時
食べ物を奥歯でしっかりと
噛みしめることが出来ない事があります!
また
奥歯で噛もうとしても
しっかり力が入らないため
あまり噛まずに飲み込んでしまうことも…
③顎関節症
顎が後ろに押し込まれる状態が続く為
顎が自由に動かしにくく
顎の関節への負担がかかり
顎関節症が
起こりやすいです!
顎がカクカクなったり
お口が開けにくくなることもあります!
④虫歯・歯周病
唇が閉じにくい為
歯の表面が乾燥しやすく
唾液の量が減ってしまい
その為
歯垢が付着しやすい状態にあります
その結果
虫歯や歯周病のリスクが高くなります!
噛み合わせの力がかかりやすい為
歯茎も退縮しやすい傾向にあります!
⑤肩こり・頭痛
噛む度に顎の関節に負荷がかかり
その状態が続くことにより
首の周りの筋肉が緊張状態になり
肩こりや頭痛などの症状がでやすくなります!
⑥被せものや入れ歯が壊れやすい
十分な強度を保てないため
被せものや入れ歯が外れやすかったり
壊れやすい傾向にあります!
インプラントをするのが難しいとも
言われています!
このようなものが
影響として挙げられます!
症状としてはすぐに表れるのは少なく
50代ころから影響がでてくることが多い
と言われています!
なるべく早期に気付き
対処をしていくことをおすすめします!
2021年7月31日