虫歯予防には食生活の改善が大事!!
歯科衛生士の池内です。
皆様、1か月もブログ更新出来てなくてすみません(((^_^;)
虫歯って本当に嫌ですよね。きちんと歯磨きしてるのに何でこんなに虫歯になるの?と思っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
ただ、悲しい事に、元々虫歯になりやすいタイプの方がいらっしゃるのは事実です。
だからと言って諦めないで下さい。より予防に力を入れる事によってリスクを下げる事が出来ます。
と言う訳で、今回は予防においてとても大切な「食事」についてお話させて頂こうと思います。
歯磨きでお口の中の細菌を取り除く事も大切ですが、細菌をゼロにする事は残念ながら出来ないのです。そこで、残った細菌にエサを与えないように、規則正しい食生活を心がける事が重要なわけです。
食生活から虫歯のリスクを改善するポイントは、「砂糖の量」「飲食回数」「時間」「何を食べているか」の4つです。
そこで、要注意な「発酵性炭水化物」に着目してお話しますね。
虫歯の原因は「砂糖」と言うイメージが強いと思うのですが、細菌が歯を溶かす酸を作り出す原料が「発酵性炭水化物」なのです。
ですので、砂糖でなくても炭水化物が含まれる食事を摂れば、酸が作り出されると思ってよいでしょう。
「発酵性炭水化物」って、じゃあ一体どんなものがあるのか…ですが、調理デンプン(クッキー、わらび餅、菓子パンなど)・果糖・乳糖(牛乳、ヨーグルトなど)が当てはまります。
意外に大丈夫と思って口にしていたものが含まれていましたか?
歯磨き指導の時に、食事についてお尋ねする事があるかと思いますが、食の楽しみを極力諦めないですむように、一緒に考えていきたいと思っていますので、嫌がらずに教えて下さいね。お願いします(*^o^)/\(^-^*)
写真は、石上神宮です♪
2017年2月5日