スタッフブログ|大阪市城東区今福東で歯科・歯医者をお探しの方はよしだ歯科まで

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大阪市城東区今福東・よしだ歯科
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今年もキレイに咲きました!

皆様こんにちは!

ご無沙汰しております歯科衛生士の池内です。

 

 

今年もキレイに桜が開花しました

当院1番チェアーからの桜です

 

 

治療の合間に桜を見て頂き少しでも癒しになれば嬉しく思います(^^)

 

週末には桜も満開を迎えるところも多そうなので、お花見しながらピクニックに出掛けるのも良さそうですね♪

 

コロナ禍で毎年行ってたお花見も行かなくなったので、今年こそはどこか行きたいなぁ…と考えています

 

さて、ここからは少し歯のお話をさせて頂きますね

 

 

本日はお悩みの方も多いドライマウス(口腔乾燥症)についてです!

 

ドライマウスとは…

 

簡単に言うと唾液の量が減る

または

唾液が出にくくなることで

お口の中が乾燥した状態になることを言います!

 

 

原因は色々あり

●病気(糖尿病・シェーグレン症候群など)によるもの

●お薬の副作用

●脱水

●ストレスによるもの

●口呼吸(お口がポカンとなっている状態)

などがあります

 

原因はこれらの中の1つの事もあれば

いくつかが当てはまる場合もありますし

上記以外の原因の可能性も考えられます

 

 

では

ドライマウス(口腔乾燥症)になるとどのような症状が現れるかと言うと

 

●口臭がする

●虫歯・歯周病

●感染症のリスクが高くなる

●味覚障害が起こる

●舌痛症(舌がピリピリする)

●飲み込みの問題が起こる

(例えばムセやすくなるなど)

●会話に支障が出る

●誤嚥性肺炎

 

一部にはなりますが

このような事が起こる可能性があります

 

お口の乾燥によって色々なリスクが高くなってしまいます

 

お口の乾燥侮ってはいけませんよ

 

ドライマウス(口腔乾燥症)の緩和には

マメな水分補給も大事になってきますし

唾液を出しやすくすると言う観点からお口の周りの筋肉や舌を鍛える事も効果的です

 

どうやって鍛えるの?って思われた方もいらっしゃると思います

 

当院で導入しております

口腔筋機能療法(MFT)がまさにお口の周りの筋肉や舌を鍛える訓練になります

気になる方はまた相談して下さいね

 

 

日常生活においてはたくさんお話をしたり、しっかり噛んで食事をしたり…

 

これらによってお口の周りの筋肉や舌を使うことが出来ます

 

マスクの着用も緩和されましたし、常に笑顔を心掛けてお口の周りの筋肉を使い、お口の乾燥を予防すると共に全身の健康にも繋げていきましょう!

2023年3月30日

口腔筋機能療法(MFT)ってどんなことをするの?

皆様こんにちは(*^^*)

 

歯科衛生士池内です!

 

本日は

当院でも力を入れている

口腔筋機能療法(MFT)について

お話させて頂きます!

 

MFTとは…

 

『oral myofanctional therapy』の略で

【歯が長期間良い位置で維持出来るように

お口の周りの筋肉の機能を整える訓練法】

の事を言います!

 

歯やあごの成長は

ざっくり言うと

●遺伝的な原因

●癖などの環境的な原因

これらによって影響を受けます!

 

お口の周りの筋肉の機能のバランスが

乱れてしまうと

良くない歯並びを発生させる

環境的な原因となる訳です!

 

その理由は

歯やあごの骨は

筋肉に囲まれていて

常にその筋肉からの圧力を

受けているからなんですよ!

 

 

矯正治療では

矯正装置によって

歯に力をかけて動かしていく訳ですが

 

お口の周りの筋肉から

力がかかることによっても

歯は動いてしまうんです(((・・;)

 

きれいな歯並びを維持するためには

このお口の周りの筋肉の圧力のバランスを

いい状態に保っておくことが大事です!

 

 

歯は内側からは舌

外側からは唇や頬の力がかかる訳ですが

強すぎても

弱すぎても良くないんです!

 

バランスがとっても大事!

 

また

咀嚼、嚥下、発音、呼吸なども

お口と関係がある機能が正しくないと

それも

歯並びに影響を及ぼしてしまいます!

 

矯正治療をしたけど

後戻りしてしまった場合は

この辺りも原因の1つとして

考えられます!

 

ですので

お口の機能を整えておくことは

良い歯並びに導くためにも

また

矯正治療が必要な場合であれば

後戻りをしないためにも

大事であります!

 

 

そして

この機能は

一度習得すれば問題ないかと言うと

身体の筋トレと同じで

鍛え続けていかないと

また弱くなってしまいます!

 

継続して行うことが

大切です!

 

口腔筋機能療法(MFT)は

歯並び以外にも

よい効果がありますので

そちらに関しては

また次の機会にお話させて頂きますね!

 

 

身体の健康維持には

まずはお口の健康から!

 

健康寿命を伸ばしていきましょう!

診療室から見える桜

今年もきれいに咲きましたよ♪

2022年4月7日

歯ぎしりを侮らないで~(>_<)

皆さまこんにちは(^-^)

歯科衛生士池内です♪

 

歯ぎしりをされている方

食いしばりがある方

噛みしめを無意識でしてしまっている方が

最近増えています!

 

実は

これらは

歯周病の進行を早める原因の1つなんです!

 

歯ぎしりや噛みしめ、食いしばりは

無意識でしてしまっていることが

多いので

ご自身でのコントロールが

とても難しいところ(>_<)

(特に歯ぎしりは就寝時に行われている事が

多いので尚更ですね)

 

歯ぎしりをしている時の

歯にかかる力は

起きている時に歯にかかっている力より

大きいという報告もあります!

 

そして

その強い咬合力(噛み合わせの力)によって

歯がすり減ったり

ヒビが入ったりといった原因の1つにも

なります!

 

歯ぐきの状態に問題があると

強い咬合力(噛み合わせの力)が加わることで

歯の周りの組織の破壊が一気に

進行してしまうんです!

 

その結果

何も対策しなければ

歯はぐらつきだし

最悪

残念ながら

歯が抜けてしまう可能性もあります(>_<)

歯ぎしりはギリギリと音がするイメージが

強いかと思いますが

音がしない歯ぎしりも多いんです

 

ですので

気付かない事も…

(お口の中にはその兆候が現れていますので専門家が見れば分かります)

 

対策としては

ナイトガードの使用や

咬筋ボツリヌス療法などがあります!

 

 

歯周病を進行させないためにも

メンテナンスを継続する

そして

力のコントロールを並行して行っていく

ことが大切です!

 

大事な大事な歯を

1本でも多く残せるよう

一緒に守っていきましょう♪

2022年3月14日

歯を守るために大切なこと!

皆様こんにちは(^o^)

歯科衛生士池内です!

ブログが全然更新出来ていなくてすみません(^_^;)

 

先日

患者さまから、ブログ読んでるよ~!

また投稿楽しみにしてるよ!と

嬉しいお言葉を頂きました!

 

 

本日は、

歯ぐきの病気(歯肉炎・歯周病)と

力の関係についてお話させて頂きます。

 

歯ぐきの病気(歯肉炎・歯周病)の治療や

予防には、

歯垢や歯石をとり、

細菌の量を減らすことが、

第一にあるのですが、

お口の中を清潔に保っていても

なかなか改善しない時があります!

 

 

 

理由として考えられる事は

歯ぎしりや食いしばりなどの癖で

歯や歯ぐき

そして

お口の周りに

力がかかりすぎてしまっている可能性が

あります

 

 

唇・頬・舌・歯に力がかかりすぎると

歯周病の悪化に繋がってしまうんです(+_+)

 

(歯並びにも影響が出てきている場合は、

矯正治療も含めて検討していかないと

ダメな事もあります)

 

力を取り除く方法としては、

当院で行っている

口腔筋機能療法(MFT)や

マウスピース治療

咬筋ボツリヌス療法などがあります!

 

舌やお口の周りの筋肉を

良好な状態で維持することが

歯ぐきの病気を安定させるには

必要って事なんです!

 

舌やお口の周りの筋力って

弱すぎても強すぎても

良くないので

そのバランスを良くする方法の1つが

口腔筋機能療法(MFT)になります!

 

 

歯ぐきの病気(歯肉炎・歯周病)が

安定したら

それでおしまいではなく

定期的にお口のクリーニングを

継続していく事が大事になります!

 

口腔筋機能療法(MFT)や

マウスピース治療

咬筋ボツリヌス療法も

必要に応じて継続が必要です!

 

歯ぐきの状態を良好に保つにも

お口の機能を鍛えておくこと

具体的には

呼吸

正しい嚥下(飲み込み)

正しい咀嚼(噛むこと)

発音

そして

お口の周りの筋肉のバランス

をよくする事が大切なんですよ!

 

今日はこの辺で!

また投稿させて頂きますね!

 

 

 

2022年2月11日

舌の横の凸凹の正体とは

皆様こんにちわ♪

歯科衛生士の池内です(^O^)

 

皆さま

お時間がある時に

鏡を用意して頂き

舌の横を一度チェックして

頂きたいのですが

 

 

 

上のイラストのように

舌の横(両端)が

凸凹していませんか?

 

 

 

もし凸凹があれば

無意識で

「噛みしめ」

をしている可能性があります(・・;)

 

 

 

「噛みしめ」によって

起こる可能性がある

歯科に関する問題としては

 

✔️顎関節症

✔️舌痛症

 

舌が歯に触れる事で

舌の横が擦れ

その刺激によって舌がヒリヒリしたり

ピリピリしたりする事があります

 

✔️口内炎が繰り返し出来る

 

こちらも舌痛症と同じく

刺激により口内炎が

繰り返し起こったり

する事があります

 

✔️歯周病の悪化

✔️詰め物や被せものが

外れたり、壊れたりしやすい

✔️歯のすり減り・ヒビが入る

 

一部にはなりますが

このようなものがあります!

 

 

もちろん

これらの全てが

「噛みしめ」によるものだけでは

ありませんが

 

原因の1つとして考えられますφ(..)

 

 

 

定期検診で来院された時に

お口の中を拝見させて頂き

舌の横の凸凹があれば

生活環境や

精神面・体調の変化など

色々質問させて頂いているのですが

 

そうすると

 

「パソコンに集中しすぎていたのかも」

 

「スポーツジムで頑張りすぎた」

 

「精神的な不調」

 

「介護をしていて

踏ん張って力が入ってしまう事が多かった」

 

などを訴えられる方が多いです!

 

 

また

「噛みしめ」をしているという

自覚症状がない方は

 

次回来院時まで

意識して生活をして頂くよう

お願いしているのですが

 

その答えが

意外かもしれませんが

 

「お米を研いでいる時や

包丁を使用している時に食い縛ってた」

 

「掃除機をかけている時凄く力が入っていた」

 

という事です!

 

 

 

このように

「噛みしめ」は

日常生活での

何気ない場面で起こっている事が

多いんです(・・;)

 

 

 

そこで皆様には

 

リラックス時は

 

唇は閉じて歯と歯は離す!!

 

 

この事を

頭の片隅に入れて

頂きたいです!

 

 

 

「噛みしめ」は意識する事が

大事です!!

 

 

「噛みしめ」をしなくなると

舌の横(両端)の凸凹も

なくなるかもしれませんよ!

 

 

今は凸凹はなかったという方も

是非意識して頂きたいです(^∧^)

 

2021年8月22日

運命かも

こんにちは(^^)/

 

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歯科衛生士の池内です!

 

今日は私が歯科衛生士になったきっかけをお話させて頂こうかなと思っています☆

 

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私の出身は、奈良県で中学高校と吹奏楽部で部活動に明け暮れる日々を送っていました♪

 

ちなみに楽器は、ホルン担当です!

(ホルンは、カタツムリみないな形の楽器です)

 

 

音楽の道へ進もうと思っていたのですが、ある事がきっかけでドクターストップがかかってしまい断念する事になり、運命的に歯科衛生士と言う職を知り今に至っています!

 

歯科衛生士になり色々勉強をしていく中で、音楽の道を断念しなくてはいけなくなったある事が歯並び、噛み合わせや筋肉の問題であった事を知る事になったのです…

 

 

趣味であっても1人でも多くの方が同じような決断をしなくて済むように、もし早めに対処しておく事で最悪の結果を防ぐ事が出来れば…

そう強く思うようになりました!

 

私自身今携わっている矯正治療や口腔筋機能療法(MFT)はその一助となると思っています!

 

なるべくなら、極力矯正装置を使わずに歯並びがきれいになれば…

 

そう思い当院で、口腔筋機能療法(MFT)を取り入れています!

 

その必要性や重要性がより多くの方に広まってくれる事を願い、これからも活動していきたいと思っています(^^)/

 

紆余曲折ありましたが、私にとって歯科衛生士は天職だと思っています!

 

 

料理が趣味の私ですが、コロナで自宅時間が長くなっているので料理の腕を上げようと頑張っています(*^O^*)

手毬寿司と天ぷらを作ってみました(^o^)

 

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お魚料理に目がない私の今後は、海釣りに出て自分で釣ったお魚を捌いて料理が出来たらなぁ

とそんな事を胸に抱いています(^-^)

 

 

2021年4月18日

お口の機能の大切さ

皆様、こんにちは(^o^)歯科衛生士の池内です。

 

今回は、お口の機能の大切さについて、お話させて頂きます。

 

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さて、お口の働きにはどんなものがあるでしょうか?

 

まずは、噛むですね。

 

そして、飲み込む、発音をする、呼吸をする…このような働きがあります。

 

ですが、そのお口の機能の低下が今深刻な状態になっています。

 

 

身体も筋肉が低下すると、色々な病気に繋がりますが、お口も筋肉の塊で出来ているので、その筋肉が低下(口腔機能低下症)またはうまく発達していない(口腔機能発達不全症)と、色々なことに影響が出てきてしまいます。

 

お口の機能の低下で全身の病気に繋がることもあります。

 

さて、皆様ここでお口の機能のチェックをしてみましょう!

 

当てはまるものはありますか?

 

例えば、

▫お口がポカンと開いている

 

▫リラックスしている時など舌が歯と歯の間     に挟まっている

 

▫うまくうがいが出来ない、またはうがいをした後にお口の周りに水滴がついている

 

▫お話をしている時に、舌が飛び出してくる

 

▫あまり噛まない・丸飲みしている

 

▫ムセる

 

▫食事の時に舌が出る

 

▫飲み込んだ後、お口の中に食べかすがたくさん残っている

 

▫いびきをかく

 

▫️姿勢が悪い

 

皆様、どうでしたか?

 

これらの内、1つでも当てはまれば、お口の機能が低下している可能性があります。

 

お口の機能が低下する事で、全身にも影響が出てくる、と先ほどお話させて頂きましたが、歯科に関わる影響は…と言いますと

 

⚫歯並びが悪くなる

 

⚫虫歯になりやすくなる・一度治療した歯がまた虫歯になる

 

⚫歯周病の進行

 

⚫お口が乾燥しやすい(唾液の量が減る)

 

⚫誤嚥性肺炎

 

⚫睡眠時無呼吸症候群

などです。

 

お口の機能を育てるには、身体と同じく鍛えてあげる必要性があります。

 

当院ではMFT(口腔筋機能療法)を用いてお口の機能を育成するトレーニングを行っています。

 

MFTは全部で数十種類のトレーニングがあり、年単位の訓練になります。

 

それぞれの方にあった訓練を少しずつステップアップして進めていきます。

 

早期にトレーニングをする事で、矯正器具を使用せずとも、このように歯並びが変化する事もありますよ!

 

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(写真クリックして頂けると表示されます)

 

日々の努力が不可欠にはなりますが、ご興味がある方は一度受けて見られてはいかがでしょうか?(自費診療となります)

 

お口の機能は本当に大切です。

 

全身の健康はお口からと言っても過言ではないと思います。

 

お口の機能があなたの人生を変えるかもしれませんよ‼

 

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2021年1月24日

顎咬合学会

皆様こんにちは(^O^)歯科衛生士の池内です。

6月10日、11日の2日間行われました顎咬合学会に出席してきましたので、その報告をさせて頂きたいと思います。

 

報告の前に、6月10日(土曜日)は、学会出席にあたり臨時休診になりご迷惑をおかけ致しました事をお詫び申し上げます。

 

さて、本題に入りたいと思います。

 

 

今回は、歯に関わる「力(ちから)」について勉強をしてきました。

 

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皆様、それぞれの歯によって役割がある事はご存知ですか?

 

実は前歯、犬歯、奥歯とそれぞれに違う役割があるんですよ。だから、どれ一つとして失ってもいい歯はないんです。

 

えっ!?じゃあ、もうなくなってしまってる私は手遅れなの?って思われた方もいらっしゃるかもしれません。

 

いえいえ、手遅れだなんて、そんな事はありません。そこを補う適切な方法でしっかり他の歯に負担なく噛めるように機能回復をしてあげれば大丈夫ですよ。

 

もし、全ての歯がなくなってしまってる状態であれば、顎や関節に負担がかからないようにしてあげれば良いのです。

 

ですが、そこに「力(ちから)」が大きく関係してくるんです。

 

何故その歯は虫歯や歯周病になってしまったのか…また、なぜ歯を失ってしまったのか…そこに至るまでに何が起こっていたのかを考えていかなくてはいけません。

 

その原因は歯だけに留まらず全身にも影響が出てきている事が多いんですよ。

実は気付いていない癖、知らず知らずの間にやっていた習慣が関係しているかもしれません。

 

虫歯や歯周病を治すにはただ単に定期的に歯科医院に受診してフッ素を塗ったり歯垢・歯石除去をするだけでは根本的な改善にはならない事も多いんです。

 

もしかしたら、当院に通院して頂いてる患者さまは、よく癖を聞いてくるな?と疑問に思われた方もいらっしゃるかもしれません。

実はこう言う事が関係しているからだったんですよ。

 

今回の学会に参加してより高度な内容を勉強してきましたので、皆様のお役に立てるよう、そして一人でも多くの患者さまに当院に受診して良かったと思って頂いてるよう精進していきたいと思っています。

 

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これからも一緒にお口の健康、そして全身の健康を維持できるよう頑張っていきましょう。

2017年6月11日

力のコントロール

歯科衛生士の池内です。

今回は、前回(9月28日)の続きで、TCH(上下歯列接触癖)をやめる事によって何が防げるのかについてお話させて頂きたいと思います。

TCH(上下歯列接触癖)は、顎関節症だけでなく、他のさまざまなお口の中の症状と関連があると考えられています。

定期的なメインテナンスを行っているにも関わらず、詰め物・被せものが外れたり破損する場合や、歯周病の悪化です。

歯周病は歯垢が原因で起こる感染症なのですが、TCH(上下歯列接触癖)をはじめ、噛みしめや歯ぎしりによって悪化する事があります。

ここには、歯垢による炎症の問題だけでなく、お口全体にかかる力の問題、就寝時の歯ぎしりやくいしばり、日中のくいしばりや噛みしめの力の強さが関係していると言われています。

ただし、歯ぎしりはほとんどがギリギリと音はしないのでご自身も周りの方も気付いていない事が多いです。

この力の問題には、TCH(上下歯列接触癖)も含まれているとも考えられています。

歯の接触時間は、通常20分程度です。
この事を考えると弱いけど長くかけ続ける力は、強い影響を与えていることが想像できます。

しっ かりメインテナンスをしていたとしても、TCH(上下歯列接触癖)を含めた力に対するコントロールがなければ、歯周病の悪化や詰め物・被せものの破損、イ ンプラントのねじのゆるみなどが起きてくる可能性がありますので、そちらのコントロールもメインテナンス時に一緒にやっていきましょう。

メインテナンスを続けているからこそ気付く事が出来ることもたくさんあります。

1本でも多くご自身の歯を残せるよう最大限サポートさせて頂きたいと思います。

気になる事や不安に思われている事がありましたら、お気軽にご相談下さいね。

2014年10月5日

思い当たる節ありませんか?

歯科衛生士の池内です。

前回、TCH『上下歯列接触癖』についてお話させて頂きましたが、今回は、顎関節症についてお話させて頂きたいと思います。

顎関節症という言葉を、一度は耳にした事がある方は多いのではないでしょうか?

症状としては、
「お口を開け閉めするとカクカク音が鳴る」「お口を開け閉めすると痛みがある」
「お口が開かない」
などがあります。

どれか1つでも当てはまれば、顎関節症の疑いがあります。

顎関節症は、あごを安静にしていれば、自然に症状が改善することが多い病気でもありますが、中には良い経過をたどれない方もいらっしゃいます。

その場合、TCH『上下歯列接触癖』が関係している可能性があります。

それ以外に頬杖・片噛み・歯ぎしりなども顎関節症の原因とも言われています。
ですので、それらを1つずつ取り除くことと、あごのリハビリテーションを行う事が必要になってきます。
なかなか症状が良くならない方は、1度歯科医院を受診される事をおすすめします。

では、TCH『上下歯列接触癖』をやめる事で、何が防げるのでしょうか?

その辺りのお話を次回お話させて頂きます‼

2014年9月28日

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