唾液はとっても働き者
こんにちは!歯科衛生士の池内です(^O^)
本日は、『唾液』についてお話させて頂きます。
いきなりですが、問題ですφ(..)
唾液は、1日にどれくらい分泌されるでしょうか?
①300ミリリットル~500ミリリットル
②1リットル~1.5リットル
③2リットル~2.5リットル
正解は、②です。意外に多いですよね。
この唾液には、さまざま働きがあり、お口や歯をはじめ、からだ全体を守ってくれるとても大事な役割を果たしてくれてるんです。
では、具体的にどのような働きがあるのか…ですが、
歯茎や舌などの粘膜を保護して傷つかないようにする「潤滑作用」
食物に含まれるデンプンを糖に変える「消化作用」ご飯をよく噛むと甘く感じるのはこの作用です。
そして、細菌からお口を守ってくれる「抗菌作用」
食べかすを洗い流してお口に残るのを防ぐ「洗浄作用」
歯が溶けるのを防ぐ「緩衝作用」
傷を治す「粘膜修復作用」
虫歯や歯周病から歯を守る「歯の粘膜保護作用」
など、唾液にはこんなにたくさんの役割があるんです。とっても働き者ですよね。
ですが、この唾液が減ってしまうと、虫歯や歯周病のリスクが高くなってしまうのです。
次回は、唾液が減ることによって起こる口腔乾燥について、口腔乾燥のサインも交えてお話ささせて頂きたいと思います。
歯科医院の窓から見えるサクラの蕾が少しずつ色づき始めました♪
春の訪れ楽しみですね(^o^)
2017年3月12日