舌側矯正歯科学会
皆様、こんにちは(^o^)歯科衛生士の池内です。
今回は、舌側矯正歯科学会に行って来ましたので、そのご報告をさせて頂きます。
舌側(ぜっそく)矯正って皆さんご存知ですか?
分かりやすく言うと歯の裏側にブラケット(ボタン)やワイヤーをつけて歯を動かす矯正方法です。
当院でも舌側矯正をやっておりますが、出来る歯並びと出来ない歯並びがありますので、もしご興味がありましたら一度ご相談下さい。
今回の学会のテーマは、「症例を極める~開咬の治療について~」です。
開咬とは、歯と歯を噛み合わせた時に上の歯と下の歯が全く噛み合わない状態の事を言いますφ(..)
開咬の治療はとても難しいのですが、MFT(口腔筋機能療法)のみで改善された症例、矯正治療にMFTを取り入れた症例を見ながら講演を聞いてきました。
開咬の原因は、いくつかあるのですが、舌の位置が良くない、口呼吸をしている、アデノイドなどがあります。
食べ物を食べる、お話する、呼吸する、食べ物や飲み物を飲み込む時に、必ず使う舌やお口の周りの筋肉。これが正しく機能していないと、歯並びや姿勢に関係してくるのです。
ひいては、歯並びだけに留まらず、歯垢が付きやすくなり、虫歯は歯周病にも影響を与えるとも言われています。
何事にも、それに至った経緯があるはずです。それを、一緒に見つけ出し治していきませんか?
矯正治療にMFTを取り入れるメリットとして、矯正治療をスムーズに進める事ができる、矯正治療後の長期的な安定、スマイルの維持、姿勢の改善などがあります。
歯は一生ものです。一歩踏み出す事で、未来をも変わるかもしれないですよ。
2017年11月23日