2月1日の続きです
こんにちは、院長の吉田です。先週の研修会の内容で一般の方に、理解していただける知識を少しお話させていただきます。
*口呼吸によって歯並びが悪くなること
当院のスタッフも書いておりますが、最近増えているようです。本来哺乳類におきましては鼻は呼吸器、口は消化器という役割があります。それなのに口を呼吸器として使い過ぎると弊害が生じるのは自然の流れなのでしょう。
*歯の周りの骨の成長は歯が萌え終わったら止まる
顎の成長そのものは、高校生ぐらいまではあります。(頬骨や下あごの先端等)しかし歯を支えている骨やその周囲の骨は歯が萌えたらほぼ成長しないようです。これは、歯が萌えたときに歯並びが悪ければ、体が成長したからと言って良くなることはもうないことを意味しています。
*受け口の治療
受け口は小学校低学年までに治らないと手術でしか治らない事も多いです。しかし、最新のインプラント矯正を使えば治療できる事もあります。全身麻酔による下顎離断術を受けなくても良くなりました。
これからも、研修会に参加した際に皆さんに興味をもって頂けそうな内容があればご報告させていただきます。(ちなみに写真は韓国、国立慶北大学矯正歯科での研修時です)
2014年2月8日