歯並びとの意外な関係とは…
歯科衛生士の池内です。
今回は、食事中の姿勢についてお話させて頂きます。
ダイニングテーブルでお食事の方、お子様の足元に注目して下さい。
お子様の足はブラブラしていませんか?
食事中に足がブラブラしていると、噛む力が弱くなったり、噛む回数が減る事により、あごが十分に発達しない為、歯並びに悪影響を及ぼすのです。
椅子に座ると床に足がつかない場合は、足元に踏み台を用意したり、電話帳を置いたりなどして、足がしっかりと床につくよう工夫してあげてみて下さい。
では、床に座って食事をされる場合は姿勢は関係ないのでしょうか?
いえいえ、実はこの場合も姿勢が大事なんです。
床に座るので、足がブラブラする事はありませんが、座り方がここではポイントになります。
足がしびれるからといって、きちんと正座せずに足を横にくずして座ると、あごの関節が歪んだり、股関節にズレが生じたりして、内臓にも影響が出てきます。
特にお子様は大人よりも体がやわらかい為、日々の習慣によって影響を受けやすいので、なおさら正しい姿勢での食事が大切になります。
もし、床に座って食事をする場合、正しい姿勢が保てないのであれば、正座用の座椅子を使用してみるのもいいかもしれませんね。
この機会にお子様の食事中の姿勢を見直してみて下さいね。
2014年2月25日